【要約】【実験】AWS 東京と大阪を閉域で繋ぐ3つの方法、実際どれくらい速さが違うのか [Qiita_Trend] | Summary by TechDistill
> Source: Qiita_Trend
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// Problem
マルチリージョン構成を設計するエンジニアが、東京・大阪間の閉域接続において、各方式の性能差や制約が不明確であるという問題に直面している。設計時に適切な接続方式を選択できなければ、パフォーマンス不足や予期せぬコスト増を招く恐れがある。
- ・接続方式ごとの具体的なレイテンシとスループットの差異。
- ・PrivateLinkにおけるICMP非対応やUDPの制約。
- ・VPC数増加に伴うPeeringの管理負荷。
- ・ネットワークバーストクレジットによる計測誤差の発生。
// Approach
筆者は、3つの接続方式を構築し、レイテンシとスループットの差異を定量的に明らかにすることを目指した。単なる理論値ではなく、実際のAWS環境における実測値に基づいた比較を行う。
- ・iperf3を用いたTCP(単一・4並列)およびUDPの計測。
- ・TCPコネクト確立時間によるレイテンシの測定。
- ・EC2の再起動によるネットワークバーストクレジットの影響排除。
- ・CloudFormationを用いたインフラのコード化と再現性の確保。
// Result
実験の結果、エンジニアは用途に応じた最適なアーキテクチャを選択するための具体的な判断基準を得た。性能、コスト、運用のバランスを考慮した選定が可能となる。
- ・レイテンシはVPC Peeringが最速(8.89ms)、PrivateLinkが最遅(13.32ms)。
- ・スループットはVPC Peeringが最速(10.58Gbps)、TGWが最遅(9.67Gbps)。
- ・コストはPeeringが無料、TGWが月額約$204と大きな差がある。
- ・用途に応じた選定指針(速度重視ならPeering、管理重視ならTGW等)を提示。
Senior Engineer Insight
> 性能、コスト、運用のトレードオフが明確になった。速度重視ならPeeringだが、VPC増による管理負荷は致命的だ。TGWは固定費が高いが、集約管理の価値がある。PrivateLinkはレイテンシ増を伴うが、スループット性能が高く、サービス単位の公開に適している。実戦ではこれらを総合的に判断すべきだ。