【要約】Python で詰まったので C++ で書いた話:ディスプレイ複製状態のリアルタイム検知 [Zenn_Python] | Summary by TechDistill
> Source: Zenn_Python
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// Problem
- ・Pythonの既存ライブラリ(screeninfo等)では、解像度は取得可能だが、ディスプレイの構成(トポロジー)が取得できない。
- ・ctypesを用いてWindows APIを直接叩く場合、DISPLAYCONFIG系の複雑な構造体定義に膨大な工数がかかる。
- ・「複製モード」か「拡張モード」かを、別プロセスからリアルタイムに判定する必要がある。
// Approach
1.
GetDisplayConfigBufferSizes で必要なバッファサイズを問い合わせる。2.
QueryDisplayConfig でディスプレイ構成の詳細情報を取得する。3.全パスを走査し、ソースIDごとのターゲット数を集計する。
4.同一ソースに2つ以上のターゲットが紐付いている場合を「複製中」と判定する。
5.Win32 APIで作成した最前面ウィンドウにて、500ms間隔のポーリングにより状態を表示する。
// Result
- ・ディスプレイの複製・単一状態を、正確かつリアルタイムに検知可能。
- ・Win + Pによる表示モード切替に即座に追従する。
- ・C++による直接的なAPI制御により、低負荷かつ確実な動作を実現。
- ・Pythonでの試行錯誤を早期に切り上げ、開発効率を向上させた。
Senior Engineer Insight
> OSの低レイヤー操作において、ライブラリ層の限界を早期に見極める判断が重要。Pythonのctypesによる複雑な構造体定義は、工数対効果が低い。本件のようにC++へ切り替える判断は、実装の確実性と開発スピードの両面で極めて合理的。AIをAPI選定の「地図」として使い、公式ドキュメントを「標識」として検証する使い分けも、現代的なエンジニアリングとして高く評価できる。