【YOLO】物体検知モデルを構築してみた | TechDistill
> Source: Zenn_Python
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// Problem
物体検出モデルの構築には、データの収集、アノテーション、複雑な学習ループの実装、NMS(非最大値抑制)などの後処理、さらにはエッジデバイスへの最適化など、多大な工数と専門知識を要する。これらをゼロから実装することは、開発コストと精度の両面で大きな負担となる。
// Approach
Ultralyticsが提供するYOLOv8パッケージを活用する。これにより、データ拡張やハイパーパラメータ調整、推論用フォーマットへの変換が抽象化され、数行のコードで高度な物体検出モデルの構築と実験管理(W&B連携)が可能となる。Roboflowによるデータ管理も併用する。
// Result
バーコードを対象としたカスタムモデルの構築に成功し、学習済みモデルをローカルのカメラ環境へ持ち込んでリアルタイムでの検知動作を確認した。精度向上には、エポック数の増加やデータセットの量・質の改善が不可欠である。
Senior Engineer Insight
> 本手法は、PoCフェーズにおいて極めて高い生産性を発揮する。特にRoboflowとW&Bを組み合わせたワークフローは、データ管理と実験の再現性を担保する上で実戦的である。ただし、商用環境への投入に際しては、推論時のレイテンシを最小化するためのTensorRTやONNXへの変換、およびエッジ側での量子化といった最適化工程が不可欠である。単なる「動くモデル」の構築に留まらず、推論パイプライン全体の設計を見据える必要がある。