【要約】Cisco Network Sketcher + config_converterを試す その2:config_converterの実行~ネットワーク構成図の作成まで [Qiita_Trend] | Summary by TechDistill
> Source: Qiita_Trend
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// Problem
ネットワーク管理者は、構成図を最新の設定と同期させる際に、多大な工数が発生するという課題に直面している。具体的には以下の問題がある。
- ・L1/L2/L3の各レイヤで、個別に図面を作成する必要がある。
- ・running-configのみでは物理接続を完全に特定できず、推測によるDummyオブジェクトが大量に生成される。
- ・IOS-XRのBundle-Etherのように、機器固有の名称とツール上の名称が不一致となり、コマンド実行に失敗するケースがある。
// Approach
筆者は、config_converterを活用し、設定ファイルから構成図を自動生成する手法を検証した。具体的な手順は以下の通りである。
- ・
export master_file_nodataコマンドで空のマスターファイルを作成する。 - ・
config_converterを実行し、running-configからNetwork Sketcher用コマンドを生成する。 - ・生成されたコマンドをNetwork SketcherのCLI経由でマスターファイルへ反映する。
- ・反映後のマスターファイルから、L1/L2/L3構成図およびデバイスファイルを一括生成する。
// Result
検証の結果、構成図作成の初期工程において、管理者の工数を大幅に削減できる可能性が示された。成果は以下の通りである。
- ・L1/L2/L3の各構成図をワンクリックで生成でき、図面作成の重複作業を排除できる。
- ・デバイスファイル(Excel形式)により、IPアドレスやVLAN情報の管理が容易になる。
- ・ただし、完全自動化は困難であり、Dummyオブジェクトの修正やインターフェース名の不整合対応といった、人間による修正が前提となる。
Senior Engineer Insight
> 本ツールは「完全な自動化」ではなく「ドラフト作成の高速化」として評価すべきだ。L1/L2/L3を統合的に扱える点は運用コスト低減に寄与するが、物理接続の推測精度がボトルネックとなる。大規模環境では、不正確な推測によるDummyオブジェクトの修正コストが、手動作成のコストを上回るリスクがある。実戦投入には、description等の属性情報を活用した接続先認識精度の向上が不可欠である。