API GatewayからDynamoDB/S3へダイレクト統合できる「AWSサービス統合」の概要
> Source: Qiita_Trend
Execute Primary Source
// Problem
従来のAPI Gateway構成では、バックエンド処理にLambdaを介在させるのが一般的であった。しかし、単純なデータの読み書きやストリームへの投入のみを目的とする場合でも、Lambdaの起動オーバーヘッド(コールドスタート)や実行コストが発生し、極限の低レイテンシやコスト最適化の妨げとなる課題があった。
// Approach
API Gatewayの「AWSサービス統合」機能を利用する。これにより、Lambdaを介さず直接AWSサービスを呼び出す構成をとる。具体的には、DynamoDBへのCRUD操作、S3へのファイルアクセス、Kinesisへのデータストリーミングなどを、API Gatewayのエンドポイントから直接実行する手法をとる。
// Result
Lambdaの実行コストを排除し、計算リソースの起動待ち時間を解消することで、低レイテンシかつ低コストなAPI基盤の構築が可能となる。複雑なビジネスロジックを必要としない単純な入出力処理において、極めて効率的なアーキテクチャを選択できる。
Senior Engineer Insight
> 本記事が指摘する「Lambdaレス」な構成は、高トラフィック環境におけるコストとレイテンシの最適化において極めて強力な武器となる。特にIoTデータのインジェストや単純なKVS操作においては、Lambdaのコールドスタートを完全に排除できるメリットは大きい。ただし、実戦投入にあたっては、リクエスト/レスポンスのマッピングにVTLを用いる必要があり、ロジックがAPI Gatewayの設定に密結合するリスクを考慮すべきだ。ビジネスロジックの複雑性と、インフラのシンプルさ・パフォーマンスのトレードオフを厳格に見極める判断力が求められる。