【要約】白って1600色あんねん! [Qiita_Trend] | Summary by TechDistill
> Source: Qiita_Trend
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// Problem
筆者は、メディアで言及される「白は200色」という定義の妥当性に疑問を抱いた。RGB空間における色の分布と、人間の知覚の乖離を明らかにすることが目的である。
- ・RGB空間の全色のうち、200色が占める割合は0.001192%と極めて低い。
- ・「白に近い」という曖昧な概念を、定量的に定義する基準が欠如している。
- ・数学的な境界線と、人間の視覚的な認識との乖離を検証する必要がある。
// Approach
筆者は、RGB値の差分から算出されるユークリッド距離を用いて、「白」の範囲を定義した。数学的な境界を特定し、視覚的な検証を行うための手法を構築した。
- ・真っ白 (255, 255, 255) を基準点とし、各色との距離を計算する。
- ・JavaScriptを用いて、距離が近い順に色を列挙し、上位200色の境界値を特定する。
- ・計算結果に基づき、スライダーで距離を操作できるシミュレータを構築した。
- ・累積色数と距離の関係をグラフ化し、視覚的な検証を可能にした。
// Result
筆者は、計算とシミュレーションを通じて、数学的な境界と感覚的な認識の差を明らかにした。これにより、白の範囲に関する定量的な知見を得た。
- ・200番目に近い色の距離は6.48であり、RGB値では (249, 249, 249) 付近であった。
- ・数学的な200色の範囲は、視覚的には極めて狭い範囲に限定される。
- ・筆者の検証では、約1600色程度までが「白」として認識可能と結論付けた。
Senior Engineer Insight
> 本記事は数学的定義と知覚の乖離を扱う興味深い試みである。ただし、ユークリッド距離はRGB空間における単純な幾何学的距離に過ぎない。人間の知覚は非線形である。より厳密な色差計算にはCIELAB等の色空間を用いるべきである。実務における画像処理やUI設計では、知覚的な色差モデルの採用を検討すべきだ。